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積み木教育創始者、川野康行。
戦前生まれで、高度成長期、受験教育、ゆとり教育、
そしてパンデミック、AIデジタル革命の時代の
子育てや教育の変遷を間近に見てまいりました。
その中で感じ取って来たのは…
時々の時代で都合よく解釈される教育の捉え方。
これからの子育ては、新時代に向けて子育ての新しい変化を促す必要性もあれば、逆に人と上手く関わり挨拶ができることや、人の言われるがままに思考と行動を起こすのではなく、自分の頭で常に考え、徹底的に創造性を持って生きようとする「生きた学習」の環境を整えることがより重要になると思います。
「人間」を育てるということに尽きると思うのです。
パンデミックに人工知能と…
人類の大きな変革期を迎えた今だからこそ、
古来より考えられてきた
「人」としての基本骨格を身に付けることの
大切さを大人が強く意識する必要性を感じます。
と、同時に、それを可能とする教育が
必要だと強く思うのです。
単に時流に惑わされることなく、
常に子育ての本質を
追い求めることが
肝要だと思います。
皆さんは昔気質と
お笑いになるかも
しれませんね。
いろいろな子どもと出会う度に
こう育てたい、こう変化させたいと思い続けて
「積み木教育」なるものを創り出し
世に送り出しました。
半世紀以上が経ち、
教育理念に賛同していただいた
全国の仲間の先生たちと
日本の未来を担ってくれる
子どもたちを育てたいと
今まで以上に強く、日々想い続けております。
そして、もう一つ。
積み木があるだけでは駄目。
積み木を活用し上手に子どもと
触れ合うことが必要なのです。
本質的な教育は十歳までで
終わると思って
精一杯、育ててみてはいかがですか。
ニ十歳の老人よりも、
八十歳の青年になって欲しいと
願いつつ。
令和五年夏 川野康行
2つの積み木教室